管理人のアジャスター講座 その1

2011年7月13日
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一言にアジャスターと言っても損保会社には色々な種類のアジャスターがいます。

  • 技術アジャスター(管理人はこれ)
  • 医療アジャスター
  • 家屋専門アジャスター
技術アジャスターには各級があり、見習、初級、3級、2級、1級、特殊と分かれとります。

特殊アジャスターを除く各級は、一般の車両(自動車、バイク等)等を主に確認し、損害額の高さで区分けされてます。(但し実務ではあまり加味されません。実際私は初級のときに、何千万円の損害額のフェラーリを見に行きました)

アジャスターは単に修理工場さんと損害額(修理金額)を交渉するだけではありません。それ以外にも損害車両を見て、整合性の確認をすることも大きな業務です。

整合性って何でしょうか?

goo辞書では「 ずれや矛盾がなく、前後・上下などがそろうこと。また、そろえること。」「論理が―する」との事です。

保険会社では言えば、
  • 事故報告に一致するか
  • 現場に一致するか
  • 証言に一致するか
  • 双方の車両の損害が一致するか

などなど

アジャスターとして一番難しいのは整合性の判断です。逆にここが出来なければアジャスターとしては失格と言っても過言で無いと思います。

次回では、この整合性判断をもっと掘り下げてお伝えしていこうと思います。

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