ディスクユーティリティでの、エラーコード 32 Broken Pipe

2011年11月2日
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ディスクユーティリティで元のHDDデーターを別のHDDに復元する際に「エラーコード 32 Broken Pipe」というエラーが出てしまう事があります。Broken pipe とは文字通りパイプが壊れたということです。
これはSIGPIPEというシグナルを受けた場合にBroken pipeでプログラムは終了したという事を意味します。

特に復元先HDDがRAID環境であったりすると、よく出てくるエラーです。

 

今回はこれの回避策です。(既に移行したいHDDを、丸ごと別HDDに移行されている状態から始めます)

1. HDDのデーターを一時保管するHDD(以下、元HDD)にパーティションを作成する。



2. 保管しているHDDデーターを、上ペインより「新規イメージ」にてイメージファイルに変換します。

 3. 保管先は、先ほど作成した別パーティションに保管します。

4. 新たに作成されたディスクイメージ

5. 作成されたディスクイメージを、ディスクユーティリティの「イメージ」から「復元するイメージをスキャン」で検証します。



 

6. 管理者パスワードを求められますので、パスワードを入力します。

7. チェックサムがスキャンを始めます。多少時間がかかりますのでここらで一服。

8. 完了した○○.dmgを、ソースの右のイメージをクリックし、選択します。

9. 復元先は、文字の如く復元したいHDDを選びます。

10. 復元ボタンをクリックし、復元を開始します。

以上で復元できる思います。

復元先がRAID環境であれば、かなり高い確率でBroken Pipeのエラーが出ます。その際には一度お試し下さい。

 

 

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